【私が町長です。】ロマサガ名言集 – SFC ロマンシングサ・ガ1～3迷言とセリフ【殺してでも うばいとる】

私的、ロマンシングサ・ガ名言と、好きなセリフ、印象に残ったセリフ集。
ネタバレ注意！

ロマンシング サ・ガ

かいにきた　うりにきた　ちょっと きた

主人公のセリフ（選択肢）。

武器屋・防具屋・道具屋・術法屋などの店で店員に話しかけると

• かいにきた
• うりにきた
• ちょっと　きた

の選択肢が出る。「ちょっと　きた」を選ぶと、会話が終わり、何もおこらない。

ねんがんの アイスソードをてにいれたぞ！

ガラハドのセリフ。

四天王の一人、フレイムタイラントに言われ、アイスソードを探す主人公たち。その前に現れる、ローザリア出身の戦士ガラハド。ガラハドに話しかけるとこのセリフを言う。対するこちらの選択肢は

• そう　かんけいないね
• 殺してでも　うばいとる
• ゆずってくれ　たのむ！！

の3つ。

• 「そう　かんけいないね」を選ぶと　→　会話が終わり、何もおきない。
• 「ゆずってくれ　たのむ！！」を選ぶと　→　ガラハドは「そういわれてもなー　云々」としぶる。
• 「殺してでも　うばいとる」を選ぶと　→　ガラハドは「な　なにをする　きさまらー！」と言った後、目の前から消えてしまう。同時に、音楽も悲しい曲に切り替わる。そしてアイテム欄にはアイスソードが追加されている。

戦闘シーンもなく、あっさり殺してアイスソードが手に入ってしまうことで、プレイヤーに罪悪感を覚えさせる、印象的なイベントだ。

画像引用元：こんなブログは反則だ！

ノルマが　きつくって・・・・

坑夫のセリフ。

ゴールドマインの炭坑内で働く坑夫が言う。
坑夫のつらい心情がよく表れている。

ロマンシング サ・ガ2

むむっ、これはたまらん

七英雄の一人、クジンシーのセリフ。

皇帝レオンとの戦闘中、クジンシーに一定のダメージを与えるとこのセリフを言う。続けて「本気を出さねばなるまい」と言い、ソウルスティールという技を使ってくる。皇帝はLP（ライフポイント）をすべて吸い取られ、倒れる。

この後、クジンシーとはさらに2回、戦うことになるが、これ以外のセリフもどこかコミカル。

はい、はい

ジェラールのセリフ。

ゲーム開始時の皇帝レオンが、臨終の際に息子ジェラールに対し「私の力を受け継いで戦うのだ。いいな？」と言う。そこでジェラールの選択肢

• はい、はい
• はい

が出る。

「はい、はい」を選ぶと　→　「ちがう！！もっと真剣になるのだ！」と怒られてしまう。シナリオには影響しない。

それを知らずに、初プレイの時はどちらを選ぶか熟考してしまった。

ふー

皇帝（主人公）のセリフ。

皇帝が玉座に座ったときに言う。ロマサガ２では、エリア制圧数などのある一定の条件を満たしている状態で玉座に座ると、「だれか！」と大臣を呼び、術法研究所や、大学の建設などの話を相談することができる。条件を満たしていない場合に座ると、「ふー」と言う。

アリだー！！

サバンナの村人のセリフ。

サバンナにある南の集落に行くと、アリのようなモンスターが出没しているという情報が。集落の中の小屋に泊まると、いつものように布団で休む絵になる。と、急にBGMが変わり、外で村人が「アリだー！！」と叫ぶ。
外に出ると村の中を巨大なアリがうろつき、小屋の近くにはアリが出てきたらしき穴が。主人公たちは穴に入り、そのままアリを討伐しに行くことになる。

寝込みを襲われるので、初見では驚かされるイベントの一つ。

殺らせていただきます。

七英雄の一人、ノエルのセリフ。

ノエルは、同じく七英雄のロックブーケの兄。七英雄を倒す順序はプレイヤーによって異なるが、ノエルの前にロックブーケを倒していると、このセリフを言われる。正確にはこの前にも少しセリフがある。主人公がノエルに話しかけると、

「皇帝陛下ですね？私は七英雄の一人　ノエルと申します。妹ロックブーケのカタキです。殺らせていただきます。」

と一息に言われ、そのまま戦闘に突入する。
ノエルは、礼儀正しく紳士的で、見た目も良いためか、七英雄人気投票ではトップである。

ロマンシング サ・ガ3

画像引用元：M・吉田のブログ

いやです

詩人のセリフ。

ロマサガ3は、パブで好きなときに仲間と別れられるシステムになっている。しかし、仲間にできるメンバーの一人「詩人」だけは、パブでパーティーから外そうとすると、一旦主人公から離れ、「いやです」と宣言し、また戻ってくる。パーティーから外せないのだ。

実は条件があり、四魔貴族討伐直後ならば詩人を外せる。しかし、やはり好きなときに入れ替えできないということで、詩人はステータスがそう悪くないにもかかわらず、プレイヤーに嫌われがちである。

私は初プレイ時は詩人を最後まで使ったため、このセリフに気づかなかった。

銀の手は消えない！

これはセリフでなく地の文（説明文）。

サブイベント「ミューズの夢」の中で、クラウディウス家の令嬢ミューズの夢の中に入る。夢の中のボス、夢魔を倒せば、夢から出てもとの世界に戻って来られる。すると、次の文が出る。

「夢の中で手に入れたアイテムが消えていく
夢みる宝石　バクのなみだ　銀の手
銀の手は消えない！」

• 一度、「銀の手」と言っておいて、やっぱり「銀の手は消えない！」とプレイヤーを惑わせる。
• 「！」があるせいで、主人公目線のセリフなのか説明文なのかよくわからない

といった、ひっかかる点があるために、印象に残るのだろう。

ちなみに銀の手とは、特殊な防具である。利き腕の腱を切られ戦闘能力を奪われたシャールだが、銀の手を装備すると本来のステータスに戻る。

シャール以外が装備すると、片手武器の二刀流が可能になる。どちらにしても有用な防具。使い方の好みが別れるところだ。

私が町長です。

キドラントの町長のセリフ。

キドラントという町に行くと、町長から「町のそばに住みついた怪物を退治してほしい。お礼は十分にします」と丁寧に頼まれる。

「まかせろ！」と案内された洞窟に入ると、なぜか町長が外から入り口をふさぎ、主人公たちを洞窟に閉じ込めてしまう。洞窟の外で、「怪物を倒してきたら開けてやるよ。」と町長。最初から、主人公たちを怪物の生贄にするつもりだったようだ。

その後、ニーナという少女に入り口を開けてもらい助け出されるが、今度はニーナを生贄にしようとする町長。主人公たちは再度洞窟へ向かい、怪物を倒し、ニーナを救い出す。

そこでキドラントに戻り町長に話しかけると、なんと。

「私が町長です。」

この一言である。
何度話しかけても一緒だ。

というわけで、ロマサガ3をプレイした人は、このセリフを思い出すだけで怒りがこみ上げるのだ。

終わりに

お楽しみいただけただろうか。

こんな不思議なセリフが満載のRPG、ロマサガをもう一度プレイしてみたい。
今、そんな気持ちになった。