低用量ピルの値段は自費処方と個人輸入で全然違う【アンジュ・トリキュラー】

ピルと約6年お付き合いしてきた私。

最初は産婦人科で「アンジュ」を処方してもらっていたけど、「トリキュラー」の通販に切り替えたの。自費処方と個人輸入の価格の違いや、個人輸入でピルを買って飲むときの注意など、お話しするわ。

産婦人科でアンジュを自費処方

PMSや月経困難症の治療のためのピルと違って、避妊目的のピルには保険がききません。
産婦人科や婦人科で薬代と診察代が自費になります。

私がはじめて産婦人科で、処方してもらった避妊ピルは「アンジュ」。そこでの価格は

• 1シート　2500円

くらいだったわね。1シートは28日分なので、約1か月分ね。

その後、都合があって、別のクリニックでピルをもらい始めたのだけど、同じアンジュが

• 1シート　2100円

でした。少し安くなったわ。

このように、同じ「アンジュ」でも、自費の薬剤はクリニックによって違う価格設定がされているの。もし、婦人科でピルをもらうことを考えている人は、自宅の近くでピルの自費処方をしているクリニックが、一体いくらで処方しているか調べたり、聞いてみるといいかもしれないわね。

アンジュとトリキュラーは同じ薬

さて、しばらく2100円のアンジュを使っていたんだけど、やっぱり高いなと思い始めて、個人輸入について調べてみたの。

トリキュラーという薬がネット通販（個人輸入）でだいぶ安く買えるとわかったのよね。

幸い、そのとき飲んでいた「アンジュ」と「トリキュラー」は製薬会社が違うだけで、成分など中身はまったく一緒だということを知ったの。それで、トリキュラーへ乗り換えることにしたわ。

ちなみに現在は、アンジュやトリキュラーと同じ成分の後発医薬品（ジェネリック）の「ラベルフィーユ」という低容量ピルも出てます。婦人科での自費購入もラベルフィーユなら、アンジュよりもう少し安く買えるというわけね。

個人輸入（通販）でトリキュラーを購入

ネットで通販のピルを検索すると、購入できる通販サイトがいくつもあります。避妊ピルは日本では医師の処方箋が必要だけど、それなしに、海外から購入することを「個人輸入」というの。通販サイトはその個人輸入の仲介をしている会社というわけね。

だから、輸入といっても難しいことはなく、日本語の手順に従って普通に買うことができたわ。

私が購入したのは「トリキュラー21」。7日間の休薬期間があるタイプのピルよ。アンジュは休薬期間なしの、28錠でした。

トリキュラー21の価格は7シートのまとめ買いで

• 1シート　500円強

個人輸入だと本当に安いのよね。

確か注文してから2～3週間後に、マレーシアからの国際郵便で届いたわ。その後も毎回同じショップで買うことにしました（ベストケンコーというショップ）。

避妊失敗の心配はある？

自費でアンジュを飲んでいたのは最初の1年弱ほど。その後5年間ずっと、個人輸入で買ったトリキュラーを使い続けていたけど、もちろん一度も避妊に失敗したことはないわ。まあ、あっちゃ困るんだけど！

ピルの通販を利用中も定期的に婦人科受診を

通販でピルを買い始めてからしばらくして、別の悩みで婦人科を受診したことがあるの。そのときに先生に言われたの。

「ピルは血栓のリスクが上がるから、半年に1回は、うちでなくてもいいから婦人科に行ってピルを飲んでいることを伝えて血液検査を受けるように」と。

ピルユーザーに検診が必要なのって血栓のためだったのね。そのとき言われるまで、なんとなくしか考えていなかった。自治体の婦人科検診は1～2年に1回受けているから、問題ないと勝手に思ってたのよね。その後は半年に一度、血液検査をお願いして受けるようにしたわ。

終わりに

ピルの通販・個人輸入は安くて便利だけど、最初から使うのは不安という人も多いはず。ピルの種類によって体に合わないものがある人もいるしね。

私の場合のように、最初は婦人科で処方してもらって、自分の体に合うことがわかるまで試してみるっていうのが良いんじゃないかと思うわ。飲み始めのときにいろんなアドバイスやリスクの説明も受けられるし。そのほうが安心できて、おすすめ。

安定して服用できることがわかった後、経済的に厳しければ、個人輸入を検討するのもありね。

そして血液検査や、婦人科検診を受けるのは、忘れずに。

良いピルライフを！

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