悪夢を見るのはなぜ？悪夢の原因と解消のためにすべきこと

今日も悪夢で目が覚めた。
朝からぐったりだ。

人が悪夢を見るのはなぜなのか、考えてみる。

悪夢の原因は

悪夢を見てしまう原因は大きく分けて2つあるようだ。

心理的要因

一つめは、心理的要因、ストレスだ。
日常生活の中でストレスを受け、不安を夢にまで持ち込んでしまう。

環境など外的要因

二つめは、睡眠中の姿勢や環境によるものだ。
外的要因といってもいいだろう。

例えば、
睡眠中に自然な呼吸をしにくい体勢になってしまい、息苦しくなる
→　苦しい夢、命の危険にさらされる夢を見る

ということがある。

また、寒かったり暑かったり、布団が重い　などの不快感が
悪夢につながることもあるのだ。

以上の二つが、一般に考えられる悪夢の原因だ。

夢を見るのはなぜか

次に、別の角度から考えてみよう。

そもそも夢を見るのはなぜか。
日ごろからよく夢を見るという人と、ほとんど見ないという人がいる。

レム睡眠とノンレム睡眠

夢を見る時間帯は、浅い眠り、レム睡眠の時だ。
レム睡眠の REM は、「Rapid Eye Movement」素早い眼球運動の略なのである。

寝ている人のまぶたの下で、目玉がきょろきょろ動いているのを
あなたも見たことがあるのではないだろうか。

そのときの睡眠状態が、レム睡眠だ。
体は休んでいるが、脳は活動している。

一方、深い眠りの状態が、ノンレム睡眠だ。
体も脳も、深く眠っている状態だ。

人は一晩の眠りの中でこの二つを周期的に繰り返す。

レム睡眠は変動する

通常は一定のサイクルでレム睡眠とノンレム睡眠が訪れるのだが、
生活リズムの乱れやストレスにより、レム睡眠が増えることがある。

その状態は、夢を見やすい状態といえる。

レム睡眠が増える原因は、悪夢の原因の二つめである外的要因、睡眠時の環境とも、大きく重なる部分がある。

悪夢を見ないために

ここまでのことから、悪夢から逃れるためには

1. 悪夢の原因を取り除き
2. レム睡眠を減らす（夢を見やすい状態を回避するため）

ということが効果的と考えられる。
もっとも、レム睡眠はもともと、睡眠中に一定の割合でなくてはならないものなので、
減らすというより、増えている状態から普通の状態に戻すという考え方である。

具体的行動は次のようになる。

• ストレスを減らし、生活リズムを整える。
• 寝具や室温など、ぐっすり眠れる環境を整える。

……

一般的な健康法にたどり着いてしまった。
簡単なようで難しい。

ストレスを減らすのは誰にとっても難しいものだ。
とにかくぐっすり眠るための努力をするのが近道か。

悪夢と性格

性格と夢の関係に関する次のような情報も見つけた。

• 不安が多くネガティブな性格な人は夢を見やすい傾向にある。
• 夢の内容も性格によって異なってくることがあり、悪夢は内向的な性格の人ほど見やすい

ネガティブな人間は多少の悪夢を見るのが運命か。

ちなみに今日の私の悪夢は
「自分の行動が家族友人親戚皆の反感を買い明日から行くところがない、学校へも行けない夢」
「パソコンがウイルスにやられる夢」

の二本立てであった。

むむっ、これはたまらん。